外壁改修や屋上防水
江別市は2023年度から市営住宅中央団地長寿命化の実施設計に取り組む考えだ。3棟142戸で外壁改修や屋上防水などを施す。23年度の設計はA棟32戸が対象で、24年度の改修に備える。長寿命化を盛り込んだ市営住宅長寿命化計画(21―30年度)では概算事業費を6億9000万円とした。詳細は各棟の実施設計で固め、28年度の完了を目指す。
元町11の1にある中央団地はいずれもSRC造で、1996年度建設のA棟(8階、延べ3082m²、32戸)、98年度建設のB棟(10階、延べ5261m²、54戸)、2000年度建設のC棟(9階、延べ5265m²、56戸)で構成する。
屋上防水や塗装塗り替えなど外壁のほか、管やポンプを更新する給水、換気設備、各棟に1基備えるエレベーターの改修に取り組む。
現在進めている弥生団地長寿命化の実施設計は外壁改修と屋上防水を直営、給水改修とエレベーター改修を委託していて、中央団地についても同様の形態を見込んでいる。
年度別の概算事業費は24年度が1億2200万円、25年度が1億5700万円、26年度が1億4900万円、27年度が1億6200万円、28年度が1億円となっている。
24年度にA棟の屋上、外壁、給水、換気、25年度にB棟の屋上、外壁、換気を施す。
26年度はA棟のエレベーター、B棟の給水とエレベーターを施工し、C棟は27年度に屋上、外壁、換気、28年度に給水、エレベーターを改修する。