千歳市は公園施設等更新計画に基づく整備で、2023年度以降の残事業費を54億3203万4352円としている。整備を開始した18年度から22年度までで、カバ公園や富士1号公園など51カ所に8億726万5648円を充てた。23年度は林東公園整備などに1億5000万円程度を確保する考えだ。
計画は18年8月に策定。遊具は既存と同じ物への更新を基本とするほか、トイレ洋式化やバリアフリー化を進めている。対象183カ所を18年度から30年間で整備した場合の概算事業費は62億3930万円とする。
整備対象のうち、街区公園が147カ所で最多。近隣公園16カ所、都市緑地と公共広場が各6カ所、地区公園5カ所、総合公園、運動公園、特殊公園が各1カ所となっている。
最初の10年間で街区公園66カ所、近隣公園9カ所、地区公園4カ所、都市緑地3カ所、公共広場2カ所、総合公園の計85カ所の整備を見込む。
18年度は12カ所に1億6047万1800円、19年度は11カ所に1億8096万1000円、20年度は10カ所に1億4956万848円、21年度は9カ所に1億4797万2000円、22年度は9カ所に1億6830万円を充てた。
23年度は継続の林東公園に加え、街区公園などの更新を計画し、整備数や予算は22年度と同程度を目指している。