区画整理なども継続 十勝総合局
十勝総合局産業振興部は2023年度、畑地帯総合整備型士幌川西西地区の農用地造成に着工する計画だ。このほか、継続事業として区画整理と排水路を要望。全て23年5月か6月に一般競争入札を見込む。23年度以降の残事業費は20億4200万円を試算し、27年度の完了を目指している。
士幌町西部に位置する同地区は、畑作と酪農を展開。急勾配や排水不良が課題となっていて、区画整理や排水路整備を進め、営農効率を高める。受益戸数は31戸、受益面積は702ha。総事業費は24億8700万円を試算し、20年度に着手した。
農用地造成18haは23年度から4カ年で進めたい考え。23年度は4haを見込む。
区画整理は30haを要望。整地、暗渠、除れきを施し、排水不良を解消する。
排水路は1号排水路を対象に500m程度を計画。800型のV型トラフの設置を想定している。
測量設計は23年度に区画整理のみ取り組む。排水路と農用地造成の測量設計は終えている。
24年度以降は、区画整理170ha、排水路1.5km、農用地造成14haを進める見通しだ。