公募型プロポーザル 参加表明は3月3日まで
羽幌町は13日付で、焼尻小中校舎と屋体の改築を公募型プロポーザルで公告した。設計施工一括で参加表明書を3月3日まで受け付ける。事業費限度額は設計と工事合わせて税込み11億5012万2000円。設計期間は2023年3月から24年3月まで。24、25年度の2カ年で施工する。
同小中は焼尻豊崎105に位置する。小学校校舎(S造、2階、延べ804m²)は1970年の建設で、中学校校舎(S造、2階、延べ1043m²)は76年に建てた。72年に屋体(S造、平屋、延べ461m²)を建設している。
新小中の校舎はS造、2階、延べ800m²以内、屋体はS造、平屋、延べ500m²以内を条件とする。
事業費限度額は、設計が4512万2000円、工事は11億500万円に設定した。
参加資格は、建築士法に基づく1級建築士事務所登録、建築一式の特定建設業の許可を持つこと。道内に本店か支店、営業所、出張所を持ち、町の建築設計と建築一式工事に登録されていることなどを求める。
20日にプロポーザルに関する説明会を役場庁舎で開く。申込期限は同17日。
参加表明書は3月3日の午後5時半の提出期限で、審査結果は同7日までに通知する。企画提案書提出期限は同24日の正午。どちらも郵送か持参で提出する。プレゼンテーションとヒアリングは同27日に役場庁舎で実施を予定している。
優先交渉権者に選定された者は、3月下旬に町と基本協定の締結、設計の契約を結ぶ。両者で進める工事の価格交渉が成立した場合、仮契約や町議会の議決を経て、24年度はじめに本契約となる。問い合わせは町教委学校管理課、電話0164(68)7010まで。