15年程度延命化 23年度は基本構想作成
富良野市は、2028年度をめどに富丘一般廃棄物最終処分場を拡張する。現時点で、埋め立て容量は約1万m³を想定しており、15年程度の延命化を図る考え。23年度は基本構想を作成し、整備方針を定める。
西富丘に位置する現施設では、廃陶磁器とガラス残さ、灰、リサイクル不適物を埋め立て処分している。埋め立て面積4500m²、埋め立て容量2万600m³で、1994年度に供用開始した。21年度末における残余容量は3683m³。28年度ごろに満量になる見通しだ。
現施設周辺には、もともと増設を視野に入れた敷地を確保しているため、次期処分場の建設地として最有力と考えられる。環境省の循環型社会形成推進交付金の活用を想定している。
23年度に基本構想を定める。24年度以降は、循環型社会形成推進地域計画を策定して交付金を申請した上で、整備に着手する。