総事業費に4億5000万円を見込む
小樽建管は2024年度、古平神恵内線内の覆道、シェルター計5カ所の修繕に着工する計画だ。コンクリート部材や支承部の断面修復、防水などを予定。23年度の実施設計で詳細を詰める。総事業費に4億5000万円を見込んでいる。
古平町六志内にある展望覆道4(80×6m)、当丸隧道シェルター(260×6m)、六志内シェルター(46×6m)と、神恵内村当丸にある当丸シェルター(341×6m)、2000の森公園シェルター(80×9.5m)を対象とする。
2000の森公園シェルターは完成から20年、その他4施設は30年以上が経過している。21年度の点検で、鋼製部材の腐食やコンクリート部材の断面欠損を確認。健全性は早期措置段階のランクⅢとなったため、長寿命化を図る。
総事業費の内訳を見ると、当丸隧道シェルターに2億円、展望覆道4に1億円を試算。六志内、当丸、2000の森公園の3シェルターはそれぞれ5000万円をみている。
展望覆道4、六志内シェルター、2000の森公園シェルターは6月にも実施設計を指名競争入札する。
事業完了時期は当丸隧道シェルターが25年度、それ以外の4施設が24年度の見通しだ。