建築、電気、機械の3分割を想定
南富良野町は、南富良野高の校舎大規模改修を5月初旬にも一般競争公告し、同下旬か6月初旬に入札したい考えだ。建築、電気、機械の3分割を想定。工事費には4億5340万9000円を計上している。
南富良野高は、1980年2月に建設した校舎(RC造、2階、延べ2189m²)と屋内体育館(S造、平屋一部2階、延べ1205m²)で構成する。旧耐震構造のため、2017年度に耐震診断を実施。校舎・屋体ともに耐震化の必要性を確認している。建物の耐久性と学習環境の向上を図るため事業着手した。
柱の増強といった耐震化をはじめ、冷暖房設備や屋根、内外壁の改修、窓の高断熱化などに取り組む。設計は日本工房が担当した。23年度予算に工事請負費として4億5340万9000円を計上している。
屋体についても耐震化を含めた改修を計画し、当初は23年度の設計、24年度の施工を目指していたが、他の体育施設の整備事業と一体的に協議する必要が生じたため、23年度の設計着手を見送っている。