電気2分割、管は3分割
旭川市は、永山西小現地建て替えを一般競争入札する。主体を2分割で4月中に公告して、5月の大型連休明けにも入札する考えだ。設備系では電気が2分割、管は3分割にし、管工事のうち工事規模の大きい衛生設備は5月の入札、その他は6月入札を予定。7月の工事開始を目指す。
永山7条11丁目1にある永山西小は、現校舎と屋体がともに1965年の建設。耐震性不足や老朽化を解消するため、敷地内での建て替えを計画している。
新たな建物は校舎がRC造、3階、延べ6088m²、屋体がS一部SRC造、平屋、延べ1303m²の規模で、グラウンドに現地建て替えする。校舎、屋体の実施設計は創明建築設計事務所・三建設計事務所・廣建築設計事務所共同体が担当した。
23―24年度の2カ年で校舎・屋体を建て替え、25年度に現校舎・屋体の解体とプールを新築するスケジュールを想定している。
校舎、屋体の建て替えは2分割で5月に入札して、6月の定例市議会で承認を得たい考え。両工区ともに5億円以上の大型工事となる。
電気設備は2分割にして6月入札を予定。管は衛生設備、暖房設備、機械設備の3分割にし、工事費が2億―3億円と多く議会承認の必要な衛生設備のみ5月に先行して入札し、残る暖房、機械は6月入札とする。
既存プール解体は5月に入札。別敷地にあるプール解体のほか、グラウンドのバックネットなど校舎・屋体建て替えの支障となる構造物の除却を進めて、校舎・屋体本体の着工に備える。