函館市が24年度の市道関連事業の1次要望に15億円を要望

2023年06月06日 17時05分

日暮し通修繕着工へ

 函館市は、社会資本整備総合交付金などを活用する2024年度の市道関連事業1次要望に、事業費ベースで15億7010万円を積み上げている。日暮し通のロードヒーティング修繕に着工する見込み。新規で、舗装修繕計画策定に向けた調査着手も予定する。

 社交金分は11億7130万円で、内訳は道路分4億4030万円、街路分5億3000万円、都市再生整備計画分2億100万円となっている。

 道路のうち、日暮し通ロードヒーティング修繕101.3mに3800万円を要望。継続の西桔梗中央線歩道設置139mに7020万円を求める。除雪は563路線分、1億4310万円を挙げた。

 新規事業として盛り込んだ路面性状調査に4000万円を求める。前回調査から10年が経過したため、次期舗装修繕計画の策定を目指す。路線の総延長は187kmとしている。

 街路の対象は3・4・66号日吉中央通湯川工区のみ。23年度着工の開進橋ボックスカルバート化の2年目で、延長17m分を施工するほか、道路整備120mや現橋撤去も予定する。用地買収や移転補償にも引き続き取り組む。

 湯の川エリアの歩行環境改善に向けた都市再生整備計画分では、温泉通と湯川1―25号線の道路改良を見込む。延長は温泉通が260m、湯川1―25号線が100m。照明設置なども想定している。

 道路メンテナンス補助分に2億7280万円を求める。うち、橋梁修繕は白滝橋など7橋が対象で計1億8100万円。函館空港の滑走路下を通る中野トンネル修繕には3600万円を要望し、着工する見通しだ。

 通学路安全対策補助は5400万円の配分を求める。継続の昭和4―11号線改良・舗装は延長240m分の施工を計画している。

 無電柱化推進計画補助に7200万円を要望する。沿道に消防本部などがある公園通2号の電線共同溝350mのうち、110m分を施工する方針だ。


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