知床公園羅臼線の羅臼橋架け換えに25年度着工 釧路建管

2023年07月20日 17時00分

総事業費は15億円

 釧路建管は2025年度、羅臼町内の知床公園羅臼線羅臼橋架け換えの本体に着工する計画だ。下部を3カ年で進め、28年度に上部架設と床版を施工する考え。総事業費は15億円を試算する。24年度は、現橋の上部解体に6500万円を要望している。

老朽化が進む羅臼橋

 羅臼川をまたぐ同橋は1956年に供用開始。市街地と国道334号、335号を結ぶ。3径間単純合成鋼板桁橋で橋長63.4m、幅員8m、重力式橋台、壁式橋脚2基で構成する。

 幅員が狭いことに加え、20年度に実施した目視点検で老朽化が確認され、補修困難であるため架け換える。

 新橋は橋長64.1m、幅員13m、3径間連続PC中空床板橋で、逆T式橋台と壁式橋脚2基を設ける。詳細設計は北海道土木設計が担当した。

 23年度は道路通行止めに伴う迂回路を整備する。迂回路として活用する町道富士見町港線の道路拡幅を10月上旬に制限付き一般競争で発注する予定だ。現橋は24年度から3カ年で解体する。


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