小池社長や西村経産相ら130人らが参加
ラピダス(本社・東京)は1日、千歳市内の工業団地「千歳美々ワールド」で次世代半導体工場IIM―1の起工式を開いた。小池淳義社長や西村康稔経済産業相ら約130人が参加し、国家的プロジェクトとなる工場の無事完成を祈念した。

厳かな雰囲気の中、神事が執り行われた
鈴木直道知事や千歳市の横田隆一市長、隣接する苫小牧市の岩倉博文市長ら地元自治体の首長や、閣僚代表の西村経産相はじめ国会議員ら多数が集まった。
神事では、小池社長がクワを振るい、鹿島の北典夫専務がカマ、天野裕正社長がスキを入れた。
設計・施工は鹿島、設備はダイダン、関電工、高砂熱学工業、オルガノ、大陽日酸、三菱ケミカルエンジニアリングが担当。関連施設の建設は岩田地崎建設、中山組、伊藤組土建が担う。
神事後、会場を市内のANAクラウンプラザホテル千歳に移して披露式を開いた。岸田文雄首相からビデオメッセージが寄せられ、西村経産相は完成に向け継続的な支援を進めると強調した。