防水業界活性化推進へ一丸
就業体制整え技能者確保を
新型コロナウイルスの猛威は依然として道内経済に影響を与えている。防水業界に限れば、現場の一時的な中止などはあったものの、今のところは例年並みの受注量で推移している。今後を見通すと、民間建築物件の計画の延期や中止が相次ぎ、ゼネコン間で受注競争が激化していることから、防水工を含めた下請け企業へのしわ寄せがきつくなることが懸念される。一方、若い技能者の確保が業界の急務だ。2024年4月からの時間外労働の上限規制が迫る中で、週休2日を獲得できる就業体制を整え若者が働きやすい環境づくりに取り組む。こうした諸課題を解決する上でも、各団体は会員増強に向けて入会を呼び掛けている。より多くの企業が参画し協力し合うことで防水業界の活性化を図っていく。
業界トップインタビュー
■北海道アスファルト防水工事業協同組合理事長 高木好一氏
■北海道塗膜防水工事業協会会長 小仲直樹氏
■北海道シート防水工事業協会理事長 渡部一郎氏
■北海道シーリング工事業協同組合理事長 川原田義行氏
新防水技術紹介(1)
■北海道防水改修事業センター/低劣化の現場に3工法
■東西アスファルト事業協同組合/強靱な被膜層形成可能
■日本アスファルト防水工業協同組合/仕様書の改訂作業進む
新防水技術紹介(2)
■北海道コニシベステム工業会/10年保証と第三者賠償責任保険付帯
■UBE防水工業会/アクアシャッターイージーワン
新防水技術紹介(3)
■ディックプルーフィング/先進の環境対応力発揮
■エイ・アール・センター/常温施工が可能で安全
■A・Bエポマー工法協会/耐食性に優れ施設保護
■日本バンデックス/強力な防水効果を発揮
新防水技術紹介(4)
■ダイフレックス/道内工場屋根の改修に
■ロンシール工業/過酷な気象条件に対応
■建設工事施工統計調査と全防協32号/防水工事完工高8%減
■新型コロナ感染拡大防止を/国交省が各建設業団体へ対応通達