網走開建や東京農大、オホーツク21世紀を考える会など網走市内の関係機関で構成する「きたはなプロジェクト」は10月26日と11月8日の2日間、国道244号の北浜法面にエゾスカシユリなどの原生植物を移植し、魅力的な景観づくりに貢献した。
同プロジェクトでは北浜地区の法面からアヤメやエゾスカシユリなど原生植物の種子を採取し、育成した後に植え戻す植栽活動を2005年度から実施。初日には農大生をはじめとした地域住民ら約50人がアヤメなどの苗の植え替えとほ場への種まきに取り組んだ。
最終日は市立白鳥台小から3、4年生15人が総合学習の一環で参加。自分たちで育てたエゾスカシユリの苗を持ち寄り、法面に穴を掘って一つずつ丁寧に植えていった。