夕張市は、南清水沢4丁目に建設する拠点複合施設の基本設計の内容を公表した。規模はS造、平屋、延べ1703m²。ことし夏から秋ごろにかけて着工し、2019年12月ごろの完成を目指す。総事業費は現時点で約10億6000万円を見込んでいる。
同施設は、子育て・教育、交通結節点、公共施設の役割を持つ複合施設で、将来の都市拠点とする考え。
このほど終えた基本設計の内容を見ると、規模はS造、平屋、延べ1703m²。施設内は乳幼児・児童スペース、待合交流スペース、多目的室、200席の席を設置する多目的ホール、図書・学習スペース、森のテラスなどに分かれており、ガラスを多く使用し見通しをよくすることで、周辺の樹木の緑色と施設が一体となったような施設とする計画だ。
付帯施設としては、バス専用ロータリーや駐車・駐輪場、緑地公園、車庫、屋外機械置き場などの設置を予定。基本・実施設計はアトリエブンクが担当している。
市では現在、実施設計を進めており、3月には作業を終えて18年度の着工に備える。工事は19年12月ごろの完成を目指し、同年度中に供用を開始する見通しだ。