室蘭、帯広両開建は16日、雪崩と土砂流出の発生で通行止めとなっている国道236号野塚峠について、1週間以内をめどに解除させると発表した。広尾町内の川見覆道付近の土砂流出は復旧が完了。雪崩の発生で電気室が損傷した野塚トンネルは、道路維持業者や建設コンサルタントによる復旧作業が続いている。
野塚峠は大雨による雪崩発生の可能性があるため、両開建が8日から広尾町上トヨイ基線―浦河町上杵臼間の27・8㌔を通行止めにした。
野塚トンネルでの雪崩は9日に広尾側坑口付近で発生。道路上に約7000m³が流出し、電気室が損傷した。
土砂流出は、広尾町内の川見覆道付近で通行止め後に発生。道路維持業者が損傷した舗装の補修などを完了した。