アルファコート(本社・札幌)が建設と管理運営を担い、恵庭市が床の一部を賃借するリース方式で整備していた複合施設「アルファコート緑と語らいの広場」が完成した。愛称は「えにあす」。JR恵庭駅周辺の市有地活用に伴う、公共と民間の機能融合による集客効果で駅前のにぎわい創出を図る。4月1日には同社がオープニングセレモニーと内覧会を開く。
緑町2丁目1の1の市有地7674m²で、30年間の事業用定期借地権設定契約を締結した。規模はS造、2階、延べ3703m²。設計はp.b.V、施工は玉川組・郷土建設共同体がそれぞれ担った。
公共部分(2355m²)に市民活動センター、保健センター、夜間・休日急病診療所、図書館恵庭分館の機能を移転。学童クラブと子どもひろば、子育て支援センターを開設する。災害発生時の収容避難所として指定する予定だ。
民間部分(1348m²)には宮の森スポーツ倶楽部、セイコーマート、地域FM放送e―niwaが入る。駐車場は120台分、駐輪場は100台分をそれぞれ確保した。