道建設部建築局は、2018年度高校生建築デザインコンクールの設計課題を、音更町にある十勝エコロジーパーク内に整備する「屋外トイレ」に決め、募集要項配布を開始した。8月20―31日に作品を受け付け、9月下旬に受賞作品を発表する。
同コンクールは日本建築家協会北海道支部、北海道建築士事務所協会、北海道建築士会との共催で、1996年から実施。建築を志す高校生の励みとし、将来の建築技術者となる若年層の育成と技術力向上を図ることを目的として、夢のあるユニークなアイデアを広く募集している。
今回設計課題とした屋外トイレは、遊具施設「フワフワドーム」の利用者のために整備するもので、18年度に実施設計、19年度以降の建設を予定している。
設計条件として、敷地は96m²の平たん地で、建物は平屋1棟、延べ25m²以上30m²以下とする。構造は問わない。男女別トイレを想定し、手洗い場を設けることとしている。
応募資格は、道内で建築系学科が設置されている高校に在籍する生徒で、個人か3人以下のグループ。設計趣旨や平面図、断面図、立面図、施設スケッチなどを提出する。
提出・問い合わせは計画管理課、電話011(204)5593まで。