西川旭川市長にメダル獲得など報告 技能五輪代表

2018年12月12日 07時00分

 11月に沖縄で開かれた第56回技能五輪全国大会に出場した上川管内の代表選手8人が10日、旭川市を表敬訪問し、西川将人市長に大会結果を報告した。

 今回は家具部門で荻野圭一さん(杏和建具)と倉橋司さん(プレステージジャパン)の2人が銀賞、三戸裕太さん(カンディハウス)、安部卓哉さん(旭川高等技専)が銅賞、今野翼さん(同)ら3人が敢闘賞を獲得。

11時間半かけて作った課題であるキャビネットの製作工程を説明した

 上川地方技能訓練協会の桑原義彦会長は「会場である沖縄との気候の違いに体調を崩してしまわないか気掛かりだったが、そうした心配を覆す活躍を見せてくれた」と大会を振り返った。

 銀賞に輝いた荻野さんは「本当は金賞を取りたかったが銀賞で悔しい。これを機にさらに精進し技術を磨いていきたい」と話し、同じく銀賞だった倉橋さんも「大会出場を支えてくださった皆さまに感謝し、今回の経験を後輩に伝えていきたい」と来年の出場に向けた意気込みや周囲への感謝を示した。

 西川市長は「来年度の出場に向け技能を磨き金賞を獲得することを期待したい。皆さんの頑張りにより旭川が技能のまちとして根付き、経済を保てている。応援しています」とねぎらった。


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