2019年に道内で開催される全国大会や全道大会などのイベントがまとまった。日本建築士会連合会の全国大会(北海道大会)が道内では12年ぶりとなる9月21日に函館市内で開かれるほか、電気学会の全国大会も3月12日から14日までの日程で北海道科学大を会場に開催される。
日本建築士会連合会の全国大会は07年の北海道(帯広)大会以来の開催。函館に全国各地から建築士が一堂に会し、「式典(功労者・伝統的技能者・連合会賞の各表彰、会務報告、大会アピール等)」「まちづくり交流プラザ、セッション」などの行事を行う。その中で建築士が担っている社会的役割と責任に対する意識の高揚を図り、建築文化の進展に寄与することを誓うとともに、まちづくり交流プラザやセッションでは広く一般市民の参加を募り、建築士に対する認識を深めてもらう。同時に建築士会会員相互の連帯を一層深める。
電気学会全国大会では電気技術の顕彰制度や優秀論文発表賞の授与式、特別講演、技術見学会、シンポジウム、企業セッションなどが行われる。
北海道と札幌市が主催し、北海道建設業協会が協賛する「建設産業ふれあい展」は1月12、13の両日に札幌駅前通地下歩行空間で開催される。今回は初めてドローン操縦体験を実施するほか、左官や大工、鉄筋などのお仕事体験、クイズラリー、女性用作業服や快適トイレの展示、建設産業の紹介パネル展、建設現場のバーチャルリアリティー(VR)体験などが開催される。
地盤工学会北海道支部の第59回年次技術報告会は1月25、26の2日間、苫小牧市文化交流センターで開催。土木学会北海道支部の18年度年次技術研究発表会は1月26、27の両日、苫小牧工業高等専門学校で開かれる。
北海道開発局が主催する第62回北海道開発技術研究発表会は、2月18日から21日までの日程で開催。札幌第1合同庁舎と北海道開発局研修センターを会場に課題発表や基調講演、技術資料展示(予定)、新技術セッション、フリーセッションが行われる。
第50回北海道職業能力開発促進大会は、2月22日に京王プラザホテル札幌で開催。北海道建青会の第34回全道会員大会は函館建青会が主管し、9月27日に開かれる。第34回北海道管工事業協同組合連合会の全道大会は9月26日に旭川市内で行われる。
建災防北海道支部主催の第55回北海道建設業労働災害防止大会は、6月27日に札幌市内の共済ホールで開き、全国安全週間(7月1―7日)に向けて労災と交通事故の防止徹底を誓う。
北海道建設業協会など関連団体が主催する第40回建設産業交通安全全道大会は、9月26日に札幌ガーデンパレスで開催。約350人が参加し、工事追い込み期の悲惨な事故防止を決議する。
11月18日の「土木の日」関連行事では、札幌市内で土木学会北海道支部が19年度選奨土木遺産認定授与式を行うほか、歴史ある土木構造物の価値や役割、重要性をPRする。