道建設部建築局は、北の森づくり専門学院校舎新築の主体と設備を10月中旬に同日公告する。主体は工区を2分割し、1工区は簡易型総合評価・施工計画審査Ⅰ型、2工区は同Ⅱ型を採用する見込み。設備は暖房が同Ⅱ型、電気と衛生がそれぞれ施工実績審査型を予定している。いずれも参加申請を10月下旬まで受け付け、11月下旬に開札する。工期は2021年1月中旬まで。
同校は20年4月の開校予定で、旭川市西神楽にある道立総合研究機構林産試験場庁舎[MAP↗]の一部を改修して転用するほか、庁舎北側に新校舎を整備する。改修部分は20年度の供用を目指して7月に着工した。新築部分はW造、2階、延べ1298m²の規模。12月上旬の着工予定で、主要な壁や天井の一部に道産CLT(直交集成材)、柱にはコアドライを活用する。
概算工事費は主体1工区が3億5000万円、2工区が2億1000万円、電気が8000万円、暖房が1億3000万円、衛生が1億1000万円。対象等級は主体、電気、暖房・衛生がそれぞれ建築、電気、管のA等級となっている。