稚内市が旧稚内大谷高跡地で整備を進めていたみどり公園[MAP↗]整備の中核施設となるカーリング場が5月30日、オープンした。同施設の規模はS造、平屋一部2階、延べ2779m²。カーリングホールは4シート、2階部分に観客席170席ほどを備える。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、当初の予定から約1カ月遅れのオープンとなった。
同事業は、緑3丁目14の1にある旧稚内大谷高跡地にカーリング場を新築するほか、旧校舎や旧屋体などを活用して屋内多目的運動施設や武道場の整備を図るもの。カーリング場は2018―19年度の2カ年で整備した。
また、旧校舎(S一部W造、2階、延べ1190m²)を剣道場などの武道場やアーチェリー場に、旧屋体(S一部W造、平屋、延べ775m²)を弓道などで活用できる屋内多目的運動場に改修し、2日にオープンした。(稚内)
工事メモ
◇設計▽山下設計
◇施工▽主体=石塚建設興業・藤建設JV▽強電設備=啓電舎・石塚建設興業JV▽弱電設備=品田電気商会▽給排水衛生設備=石塚建設興業・恵菱設備・サトウ配管JV▽暖房換気設備=桜井冷熱機械・渡辺設備工業JV
(北海道建設新聞2020年6月3日付10面より)