ボールパーク開業に向けアクセス拠点整備
北広島市は、JR北広島駅西口開発を担う事業者を、早ければ8月に公募型プロポーザルで募集する。これに先立ち、同上旬に企業選定委員会を設置する考えで、公募条件などについて意見を聞き公告に備える。11月下旬に提案内容ヒアリング、12月に企業選定というスケジュールを想定。ボールパーク(BP)開業に向けたアクセス機能整備や魅力的な拠点形成に取り組む予定だ。
西口周辺の未利用市有地を有効活用するもので、整備対象は駅前西口公園・ロータリーと北広公園隣接地の駅前エリア、福祉センター・夜間急病センターと市営西駐車場用地の北エリア。
駅西口周辺エリア活性化計画(2020―29年度)に基づく各エリアの方向性を見ると、駅前エリアはにぎわいと交流を生む空間とし、商業施設や子育て支援機能、交流を生む多目的スペースなどさまざまな機能を集約する。
また、BPのアクセス拠点という役割を持つ重要エリアと位置付けた。
北エリアは、マンションや戸建て住宅が並ぶため、若者・子育て世代・高齢者と多世代が安心して暮らせる住環境の構築を目指す。
事業者募集に当たり、開会中の第2回定例市議会に駅西口周辺エリア活性化事業に係るパートナー企業選定委員会の設置条例案を提出。学識経験者、市職員6人以内で構成し、提案内容の評価基準などを審議する。条例案の可決は26日を見込む。
8月上旬の参加資格や審査基準の協議を経て、月内に事業者を募集。11月下旬の提案内容ヒアリングには委員会も携わる予定で、年内にも選定する見通しだ。
(北海道建設新聞2020年6月25日付14面より)
会員向けサービスのご案内
北海道ボールパークFビレッジ整備、および北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」建設に関連して、北海道建設新聞2020年6月24日付14面では、開業後の整備内容や、北広島市による共栄地区の市街化区域編入などを報じています。
過去の記事については、有料の会員向けサービス「e-kensinプラス」の「記事検索コーナー」でご覧いただけます。
e-kensinプラスへの入会についてはこちらのページをご覧下さい。