阿寒湖小、中を統合
釧路市と釧路市教育委員会は6日、釧路市内で初の義務教育学校となる阿寒湖義務教育学校の開校式を開いた。新入生の1、7年生を除く在校生58人が出席し、新たなスタートを切った。
新校舎はRC造、2階、延べ4912m²の規模。阿寒湖温泉5丁目6の1の阿寒湖小を統合し、阿寒湖温泉6丁目7の19の阿寒湖中グラウンド北側に新設した。
校舎内部は、北側中央に位置する屋内体育館をコの字形で囲むように教室を配置。1階は南側に普通教室4室を設け、西側に理科室や音楽室、東側に職員室や保健室を置いた。2階は5―9年生の普通教室5室のほか、コンピューター室や図書室などを設けた。エレベーターも設置した。
式辞で、蝦名大也釧路市長は阿寒湖小・中の歴史に触れつつ、「子どもたちがふるさとを愛し、たくましく成長してほしい」と期待を述べた。
工事メモ
▽基本・実施設計=斉藤譲一設計・王子不動産・釧路綜合設計JV▽主体=村井建設・タカオ工業・小野寺組・加納工務店JV▽電気その1=サンエス電気通信・三東電設JV▽同その2=東興電気工業・新橋機電JV▽管その1=共立・第一水道工業JV▽同その2=近藤設備工業・綜合設備JV▽外構=小野寺組・ヤマシタ工業JV(釧路)
(北海道建設新聞2021年4月8日付15面より)