北測協のPR動画「恋のトータルステーション」
昨年、北海道測量設計業協会が製作し、測量Boyz(ボーイズ)が出演したPR動画「恋のトータルステーション」が第61回全北海道広告協会賞のフィルム部門(ONLINEフィルム)で優秀賞を受賞した。建設産業のPR動画が優れた広告として評価される事例は珍しい。表彰式は7月1日午後2時から京王プラザホテル札幌で開催する。
北測協では測量業界の堅いイメージを払拭(ふっしょく)し、一般の人にも親しみを持ってもらおうと、会員企業に勤務する若手技術者4人が測量Boyzを結成。4人が歌うミュージックビデオ「恋のトータルステーション」を製作した。
昨年7月からユーチューブで配信。測量用語を随所にちりばめたラブソングのユニークさが反響を呼び、全国紙や全国ネットのテレビ番組にも取り上げられ、再生回数は現在までに約2万7000回に上る。
今回受けた賞は、道内の広告主や新聞・テレビなどの媒体社、広告業などで構成する全北海道広告協会が主催。このほど審査会が開かれ、応募総数115点から各賞が選ばれた。ミュージックビデオの企画や映像製作を担当したスウィッチ(本社・札幌)とREACTOR(同)も制作者賞を受賞した。
北測協は受賞について「名だたる広告のプロと並んでの受賞は本当に光栄だ」と喜んでいる。
(北海道建設新聞2021年6月7日付2面より)
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