恵庭市、処理場設備改築などに92億円

2022年01月26日 19時15分

22―31年度下水道ビジョン経営戦略案

 恵庭市は下水道ビジョン・経営戦略(2022―31年度)案をまとめた。下水終末処理場の老朽化解消や管渠の浸水対策、下水道分流化など10年間の総事業費は92億1394万円。下水終末処理場の機械や電気設備の改築・更新に最も多い29億4300万円を計上した。下水道分流化に17億2800万円、管渠の改築・更新には13億6230万円を充てた。
 
 1980年度に供用開始した下水終末処理場は沈砂池や反応タンク、消毒槽、汚泥消化槽、脱水機、発電機などを備える。土木・建築施設の老朽化対策に3億6740万円、耐震化に8億300万円、機械・電気施設の老朽化対策に29億4300万円をみている。

 25年度の完了を目指す下水道分流化は、22年度と最終年度に最も多い4億6100万円を確保した。

 管渠の改築・更新では管更生や布設替えに取り組むほか、マンホールのふたを更新する。

 このほか、雨水管整備による浸水対策に9億5700万円、管路耐震化に5億2620万円などを見込む。

 別途、個別排水処理事業として22―31年度に8250万円を確保。毎年825万円を充て合併処理浄化槽を整備し、20年度末の普及率62.3%の向上を図る。

 年度別の事業費は次の通り。

 ▽22年度=11億4750万4000円▽23年度=12億1330万4000円▽24年度=12億890万4000円▽25年度=10億4820万4000円▽26年度=6億7010万4000円▽27年度=7億6400万4000円▽28年度=8億170万4000円▽29年度=8億4740万4000円▽30年度=7億7790万4000円▽31年度=7億3490万4000円


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