首位の藤建設は16.8億円
宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村)の2021年度業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。75者が259件を受注し、受注総額は前年度比4.7%減の170億1962万7045円となった。業者別では藤建設が17件、16億8680万円を受注し、首位に立った。上位20者中19者を管内業者で占めている。
開札結果を税抜きで集計した。設計変更は含まず、共同体は出資比率に応じて配分。20年度末に発注したゼロ国債、ゼロ道債、翌債、繰り越し明許などを含め、多年度債は21年度支払い分を計上している。
業者別に見ると、藤建設に次いで15件、16億4651万8545円を獲得した安田建設が2位につけた。3位は中田組で12件、14億9874万円を受注した。
地域別に見ると、管内業者は56者が229件、2.7%減の161億2231万545円を受注。シェアは94.7%で2ポイント拡大した。管外の道内業者は18者が25件、19.3%減の8億3131万6500円を獲得した。シェアは4.9%で0.9ポイント縮小した。道外業者は1者が5件、75%減の6600万円を受注。シェアは0.4%で1.1ポイント縮小した。