北海道スペースポート(HOSPO)LC1射場の地鎮祭が7日に大樹町で開かれた。宇宙基地誘致開始から37年目にして建設地の浜大樹に振り下ろされたクワ。射場だけでなく、近年は宇宙産業によって町の姿も変化している。昨年度は3月末時点の人口が67年ぶりに増加し、市街地には住宅や店舗の建設が進む。
着工で開かれ始めた宇宙への道。これまでの歩みを振り返りつつ、新時代への課題を探る。(帯広支社・太田優駿、草野健太郎記者)