ともに7億―10億円で新築
札幌市は15日、市営住宅伏古団地A4号棟とA8号棟の新築をそれぞれ一般競争公告する。4月第1週の入・開札を見込む。ともに予定概算額(税込み)の金額区分を5億円以上とし、規模や構造を踏まえると7億円以上10億円未満とみられる。
対象は建築Aの市内業者で、単体か2、3者の特定共同体。延べ1500m²以上のRC造かSRC造で新築や増改築の元請け施工実績を求める。
A8号棟は成績重視5年型を採用し、直近5年間の成績評定点の平均で78点以上を求める。
ともに市議会の議決が必要なため、市長選後の第2回定例市議会で承認を経て本契約を締結。工期は2024年11月中旬までで、週休2日試行工事を採用する。
2棟ともRC造、5階、延べ3370m²の規模で40戸。駐輪場など付帯施設や外周工事、駐車場、植栽工事を含む。A8号棟は集会所(RC造、平屋、延べ180m²)も新築する。
設計は北総研が担った。6月末の完了予定で解体している13―16号棟の跡地に建てる。
今回の2棟でA1―8号棟の立地するブロックは全棟の建て替えが完了する。市は伏古団地内の残り2ブロックでも業務平準化に配慮しながら建て替えを進める方針だ。