23年度は3件に6.6億円投入
札幌市は2023年度、屯田西公園改修に約6億6000万円を投入する。造園工事2件、建築工事1件を予定。テニスコートの人工芝敷設などは29日にも総合評価実績評価Ⅰ型で一般競争公告する。管理事務所新築など建築は4月上旬、駐車場整備は5月中旬の公告を検討している。
北区屯田4条9―10丁目にある運動公園。約11・3haの敷地に野球場や陸上競技場などのスポーツ施設を備える。1975年度の開設から50年近く経過し、一部施設の老朽化や駐車場不足などの課題解消に向けて改修を進めている。
23年度は西エリアに本格着工する。29日公告予定の工事では、テニスコート8面の人工芝敷設や園路160mの舗装を計画。対象は造園A等級、工期は210日間を想定する。金額区分は1億円以上2億5000万円未満。4月上旬の開札を目指す。
駐車場整備は造園A等級で、工期150日間を予定。西駐車場24台分を再整備する。金額区分は3000万円以上7000万円未満。5月下旬から6月上旬ごろの開札を見込む。
建築では管理事務所(RC造、平屋、延べ158m²)、倉庫(RC造、平屋、延べ136m²)新築のほか、トイレの整備を予定。市都市局が発注に向けた検討を進めている。金額区分は1億円以上2億5000万円未満とする。
総事業費約22億円で、23年度以降の残事業費は約14億円。24年度以降に野球場や正面駐車場、園路、休憩広場などを改修し、25年度の事業完了を目指している。