23年度は外壁や電気設備を調査
森町は鷲ノ木小校舎改修を計画している。劣化が目立つ外壁や電気設備を中心に2023年度末まで調査をし、施工内容を固めた上で24年5月にも入札する方針。同6月の着工と27年3月の完成を目指す。
鳥崎町195にある校舎(S造、2階、延べ1672m²)は1994年に完成した。外壁や屋根に塗装の剥がれ、建具にさびが見られるほか、雨漏りなどが発生。電気設備の能力も低下している。
これまで細かな補修は数回実施してきたが、大規模な改修はしていない。
23年度は調査設計に取り組む。施工箇所を精査するほか、電気や機械といった設備の劣化状況を確認する。階段室上部にあるペントハウスの撤去も検討する。
6月21日に事後審査型で一般競争入札し、業者を選定中。設計を含め、24年2月の業務完了を見込む。
工事の入札は分割発注も視野に入れる。総事業費や施工中の施設利用の可否については今後固める。