国分北海道が帯広の物流センター4施設を統合-18年3月着工へ

2017年09月01日 07時13分

 酒類・食品卸の国分北海道(札幌市中央区南6条西9丁目1018の3、黒沢良一社長)は、帯広市西18条南1丁目の流通団地に物流拠点新築を計画している。同社帯広支店のエリアには物流センターが5つあるが、流通団地内にある帯広西センター以外の4施設の機能を統合した建物となる。平屋、延べ7361m²の規模を想定し、2018年3月の着工、19年2月の稼働を目指す。

 建設地は、8月に帯広市と音更町に移転したコープさっぽろ宅配事業部の帯広センター跡地で、敷地面積は1万8617m²ある。コープ側は年内にも更地で国分北海道に引き渡す予定だ。帯広西センターに隣接するため、同社は両施設を仮称・帯広総合センターとして運用する考え。統合する4施設の後利用は、売却と賃貸の両面で検討していく。

 同社は設備の老朽化への対応や、物流センター間の転送コストを削減するため、帯広支店エリア内の施設の統合と新築を決めた。倉庫は常温、フローズン、チルドの3温度帯に対応する方針で、経営統括部は「温度帯の対応についてニーズが高いため、施設の高度化を図り顧客の声に応えたい」と話している。


関連キーワード: 商業 物流

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 日本仮設
  • 川崎建設
  • 古垣建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,388)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,276)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,253)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,098)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (918)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。