道庁西18丁目別館の売却準備 敷地面積は5000m²

2017年10月13日 08時00分

 道は、札幌市中央区にある道庁西18丁目別館の売却に向け、準備を進めている。8月に境界確定測量を終えたほか、売却の方法や時期などについて検討を重ねている。

 別館は北3条西18丁目、同19丁目にまたがる形で立ち、1963年の建設。地下1地上4階、延べ約3560m²の規模で、敷地面積は約4930m²ある。一帯は建ぺい率80%、容積率300%の近隣商業地域。

 約10年前の処分方針決定後、建物内にあった部局は順次移転。唯一残っていたホッカイドウ競馬のレース映像配信センターも2016年度に札幌市内の別の場所に移っている。

 道有財産の処分に当たっては、その土地が所在する市町村と国に利用の有無を聞き取り、希望がなければ民間に売却する流れ。札幌市などへのヒアリングは今後に控える。

 今回の物件は立地や敷地面積といった観点から大きな案件となるため、民間への売却に備え、プロポーザル方式など一般競争入札以外の手法も検討している。

 処分時期をはじめ、今後の具体的なスケジュールは未定。ただ、道は早期に処分したい意向を持っており、18年度にかけて新たな動きが出る可能性がある。


関連キーワード: 北海道庁 商業

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 東宏
  • オノデラ
  • 日本仮設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,396)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,289)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,258)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,101)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (920)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。