新千歳空港国際線ビル拡張を着工 契約総額518億円

2017年11月10日 10時00分

 新千歳空港ターミナルビルディング(本社・千歳、阿部直志社長)は9日、9月に総合評価型一般競争入札した新千歳空港国際線ターミナルビル拡張の結果を公表した。海外富裕層向けホテルを含むA工区は大林組・戸田建設・萩原建設工業・伊藤組土建・田中組・菱中建設共同体、B工区は岩田地崎建設・JALファシリティーズ・阿部建設共同体、メインとなるターミナルビル拡張のC工区は大成建設・宮坂建設工業・山崎建設工業共同体に決めた。いずれの工区も旅客取り扱い部分の供用開始は2019年8月を予定する。

 9日の安全祈願祭をもって着工した。WTO政府調達対象工事とした今回の一般競争入札では、入札後に落札者が代表者となり特定共同体を結成する入札後特定共同体結成方式を採用。共同体の結成に時間が要したとみられるが、10月10日に各工区で固まり、契約に向けた話し合いを進めていたという。

 各工区の契約額は明らかになっていないが、3工区合わせて517億8000万円(税抜き)となっている。

 国際線ターミナルビル拡張工事は、格安航空会社(LCC)の増便など外国人観光客の増加が続く中、施設の狭あい化が課題となっているため、既存ビル(S一部RC造、地下1地上4階、延べ約6万m²)を南側に拡張するもの。CIQや航空会社事務所、物販のテナントなどが入居予定だ。総工事費は650億円を試算する。

 3工区の工事内容としては、A工区は旅客ターミナルビルと海外富裕層向けホテルで、ビルは地下RC造、地上S造の地下1地上4階、延べ1万6300m²の増築、ホテル部分はビルと同じ構造で地下1地上8階、延べ2万5000m²とする。

 B工区は旅客ターミナルビルでS造、3階、延べ7800m²を増築。C工区は旅客ターミナルビルを地上S造、地下RC造、地下1地上4階、延べ4万1100m²で増築するほか、既存ビルで延べ2万1340m²を改修する。

 旅客取り扱い施設に関しては、札幌ドームが会場となる19年9月開催のラグビーワールドカップ前の同年8月ごろの供用を予定。併設するホテルは20年1月の竣工を目指しており、東京五輪開催に間に合わせる。


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