180室ホテルなど 新千歳空港国際線ターミナル増築詳細

2017年11月17日 19時00分

 新千歳空港国際線ターミナルビル再整備の施設概要が判明した。増築するターミナル部分は延べ約6万3000m²の規模で、既存施設を合わせると約12万4000m²となる。4階から8階のホテル部分は延べ約2万500m²で、海外からの富裕層をターゲットにした客室約180室を想定。2016年度の国際線旅客数は272万人に達し、さらに増加が見込まれることから、今回の空港ビル再整備により500万人対応の施設機能を目指している。

 17日、新千歳空港ターミナルビルディング(本社・千歳)の永井誠一常務らが千歳市内で記者会見し、施設概要を発表した。

エプロンサイドから見たターミナルビル増築部分のイメージ

エプロンサイドから見たターミナルビル増築部分のイメージ

国際線ターミナルビル再整備は、年々増える外国人観光客に対応するため、一般搬入車の駐車場として利用している南側に拡張し、税関・出入国管理・検疫(CIQ)や航空会社の事務所、物販などのテナントが入居するスペースなどを増やす。9日、安全祈願祭を行い、A、B、Cの3工区に分けて着工。総事業費はCIQなど官庁エリアを除き650億円を試算している。

 増築部分の施設1階は車寄せや手荷物荷さばき場、2階は到着ロビー、3階は出発ロビー、4階はラウンジのほか、免税店などが入る商業施設、ホテルフロントをそれぞれ配置。5―8階はホテルの客室となる。

 ホテルは、スタンダードルームから250m²以上の最上級スイートまでを設けるほか、温泉や高級レストラン、スパなども併設する。

チェックインロビーのイメージ

チェックインロビーのイメージ

 入国手続きの時間を短縮するため、施設機能も充実する。荷物を預けるチェックインカウンターを47ブースから74ブース、保安検査レーンを4レーンから9レーンに増設。ボーディング・ブリッジも8基から17基に増やす考えだ。

 供用は20年3月末を予定しているが、工事が完了した施設から順次使用。旅客取り扱い部に関しては、札幌ドームが会場となる19年9月開催のラグビーワールドカップ前の同年8月ごろ、ホテルは東京五輪開催前の20年1月をそれぞれ予定している。


関連キーワード: ホテル 空港

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

  • オノデラ
  • Easy維~持~!
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

釧路に新名所「釧之助本店」がオープン 水族館や食堂も
2018年07月06日 (13,629)
複合市街地形成へ 新さっぽろ駅周辺地区計画概要明らかに
2018年06月28日 (2,361)
加森観光がルスツで設備投資拡大 大型商業施設建設も視野
2018年06月26日 (2,080)
千秋庵ビル跡地にホテル、店舗など複合施設を計画
2018年07月11日 (1,699)
旧KKRホテル解体は8月着工 竹中工務店に依頼
2018年07月08日 (1,659)

連載・特集

連載 道総研 研究・活動報告2018new

明日を支える
昨年に引き続き、北海道立総合研究機構建築研究本部の取り組みや課題を紹介します。

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第139回は「汗は臭くない」。暑い季節、気になるにおいの原因をあなたはご存じでしたか?