釧路中央病院移転改築が来月着工 19年10月業務開始

2017年11月28日 09時30分

 医療法人扶恵会(釧路市黒金町8丁目3、白潟智一理事長)は、移転改築となる釧路中央病院の再整備を主体、設備一括で大木建設に決め、12月7日に地鎮祭を行う。工期は2019年9月末で、同10月中の業務開始を予定している。

 建設地は釧路市幸町8丁目3の2、同9丁目3の2で、道東の拠点都市にふさわしい行政・業務・文化複合核の形成を図るため整備された釧路シビックコア地区。

 建物の規模はRC造、6階、延べ9210m²の規模で、設計は日本レーベンが担当した。総事業費は土地取得などを含め30億円を見込む。

 新病院は現病院の1・7倍の規模。景観に配慮し、芝生広場側は圧迫感がないようにひな壇形式とする。

 1階は外来室、手術室、通所リハビリテーション室、2階が厨房(ちゅうぼう)室、入院患者のリハビリテーション室、院内保育所、3―5階に病棟、6階に管理部門や会議室などを配置する。

 診療科目の内科、消化器科、リハビリテーション科、療養型病床数147床は現在と変わらないが、フロアに入院患者の透析室や通所リハビリテーション室を設けるほか、外来と一緒になっていた健診・人間ドックを分けて対応。駐車場収容台数は165台とする。


関連キーワード: 医療福祉

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 北海道水替事業協同組合
  • 川崎建設
  • 古垣建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,489)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,317)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,191)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,104)
おとなの養生訓 第170回「昼間のお酒」 酔いやす...
2019年10月25日 (860)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。