ひらふのMICE施設事業者をプロポで公募 倶知安町

2017年12月07日 12時00分

 倶知安町は、PPP方式を活用したひらふ地区へのMICE機能施設設置を目指している。設計・施工を担う事業者の選定に向け、2018年早々にも公募型プロポーザルを公告する。同町は、19年に日本で開催される20カ国・地域(G20)首脳会合に伴う閣僚会合の誘致に名乗りを上げていることもあり、MICEによる地域振興を目指す。

 建設予定地は、樺山41の5にあるサンスポーツランドくっちゃん敷地内の町有地。近くには、スキー場のニセコマウンテンリゾートグランヒラフやコンドミニアム、ホテルが立地している。会議スペースは300―500m²、各国の作業室は30―50m²を20室程度といった、国が示す条件を踏まえて規模を想定する。まずは閣僚会合での活用を目指し、その後も周辺の民間施設とも連動しながら、MICE推進による地域振興を図る。

 応募対象は単体、共同体とし、所在地は問わない方針。3月下旬に業者を選定し、19年4月までに施設を完成させるというスケジュールを見込んでいる。定期借地権を設定して町有地を民間事業者に貸与し、その事業者が施設を建設。町は完成した施設をリース契約で借り受け、公共施設として運営する。

 公募要項を整理するため、過去に同様の業務を受託した実績を有するコンサル業者と近日中に随意契約を結ぶ。この業者からは、事業者の選定に関してもアドバイスを受ける。

 一方、役場庁舎建て替えや北海道新幹線倶知安駅開業に向けたまちづくりなど、他のハード事業も抱えている同町は、ひらふ地区への新設を目指してきた観光中核施設の建設中止を決めた。

MICE(マイス)=会議(Meeting)、報奨・研修旅行(Incentive travel)、国際会議・学会等(Convention)、展示会(Exhibition)の頭文字を取った造語。大規模な集客交流を生むこれらのイベントの総称として用いられる。

 開催に伴う支出は会場、宿泊先、飲食、二次的な観光など他分野にわたり、滞在期間が長い傾向にあることもあって、単なる観光よりも大きな経済波及が期待される。


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