旭川信用金庫と東川町は19日、同信金で包括連携協定を締結し、地方創生の推進や農商工振興などに協力して取り組むことを申し合わせた。
上川管内を主な営業エリアとする旭川信金は、地域活性化のために自治体との連携協定締結を進めており、これまでに旭川市、富良野市、愛別町、鷹栖町、上富良野町、比布町、上川町、美瑛町、東神楽町と協定を結んでいる。今回の協定内容は地方創生の推進や移住定住促進、災害時の地域支援など6項目にわたる。
松岡市郎町長は「地域の力を引き出して応援する旭川信金と、このような協定を結ぶことができてうれしい。力を合わせ地元をより元気にしていきたい」と期待を寄せた。
信金の原田直彦理事長は「東川町には全道の中でも多い、20人ほどの地域おこし協力隊員がいる。この人たちが町に定着するために、創業支援などでも協力していきたい」と話した。
旭川信金は今後、中富良野町、南富良野町、占冠村とも同様の協定を締結する考えだ。