菓子の製造販売を展開するホリ(本社・砂川)のグループ会社北菓楼(同)は26日、札幌市で2店目となる路面店「KITAKARO L(キタカロウ エル)」を4月7日にオープンすると発表した。2013年に取得した道立近代美術館駐車場敷地を活用し、幅広い世代をターゲットに札幌1店目とは違う新たなサービスを提供していく。
出店するのは、道道宮の沢北1条線沿いにある北1条西17丁目1の1の敷地。北側に道立近代美術館があり、付近にはマンションが立ち並ぶ。
この場所は以前、同美術館の駐車場があり、13年、同社のグループ会社が道から取得。16年5月には個人地主から西側に隣接する土地も取得しており、いずれも有料駐車場として利用していた。
敷地約800m²を活用して建設した新店舗はS造、1階、延べ約380m²の規模。1階には255m²の売り場やイートインスペースを配置し、2階は事務所とする。店舗前には7台分の駐車場も設ける。設計は西島設計、施工は竹中工務店が担当。西側にある有料駐車場はそのまま使用する考え。
店舗名にあるL(エル)は英語で研究室の意味を持つLABO(ラボ)を表現。同社は「札幌店とは違った世界観のある店づくりを進める」としている。