サッポロテイネスキー場に12月オープンで新施設

2018年05月25日 08時30分

 加森観光(札幌市中央区北4条西4丁目1、加森公人社長)は、サッポロテイネスキー場にスキー学習用休憩室を備えたオリンピアスキーセンター新築を計画し、主体、設備一括で東急建設に依頼した。29日の着工、12月1日の稼働開始を予定している。

 子どもや初心者に快適なスキー環境を提供するのが目的。総投資額はリフト乗車補助装置や、ことし1月に導入した風防付きスノーエスカレーター(延長116m)を含め、15億円に上る。

 札幌市手稲区手稲本町593の同スキー場にある、休憩室を備えたスキーハウス2棟と飲食施設3棟は主に一般客用で、収容人数が不足。スキー学習で訪れる小中学生はバスの中や外で食事し、仮設トイレを利用していた。

スキー学習用休憩室を備えるオリンピアスキーセンターの完成予想図

 オリンピアスキーセンターはS造、3階、延べ3655m²の規模で、12億円を投じて新設する。1、2階にスキー学習の小中学生が3000人収容できる休憩室と、トイレを配置。3階には一般客にも対応する券売所、レンタルコーナー、更衣室、売店、200席を有するレストランなどを設ける。設計はアイプランニングが担当している。

 併せて「ローディングカーペットシステム」を、1億円を投じて導入する。小さな子どもも安全にリフトに乗車するための補助装置で、初心者用ペアリフト2本に設ける。装置は購入済み。12月の稼働に向けて9月から設置する考えだ。施工業者はこれから決める。


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