岩見沢市は11日付で、新岩見沢市立総合病院建設基本構想策定支援業務を公募型プロポーザルで公告した。参加表明書の提出期限は21日で、持参か郵送で受け付ける。企画提案書を7月11日まで受け付け、7月19日のプレゼンテーションを経て、7月下旬に選定結果を通知する。契約は8月上旬を予定している。予算規模は税込み864万円以内で、業務期間は2019年3月29日までとする。
9条西7丁目にある市立総合病院(S造、地下1地上6階、延べ2万1945m²)は建設から30年以上経過し、老朽化により施設や設備の能力が低下しているほか、高度化する医療ニーズへの対応が困難などの課題を抱えているため、市では新病院建設に向け基本構想を策定し、整備手法などを検討する。
今回の業務では、病院を取り巻く環境分析や課題検証、診療に関する基礎調査のほか、新病院の機能や規模、事業手法、スケジュールなど改築に必要となる基本構想策定を支援する。
参加資格要件は、国、独立行政法人国立病院機構、国立大学法人、都道府県、市町村が設置する病院または公的病院の整備に関する基本構想や基本計画策定業務を元請けとして受託した実績があることや、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会が認定する医業経営コンサルタントの有資格者を統括責任者および主任担当者に充てることができることなど。地域要件などは問わない。
実施要領は、岩見沢市立総合病院ホームページに掲載している。問い合わせ・提出は、事務部管理課、電話0126(22)1650、内線1262または1185まで。