リフォーム事業などを手掛ける土屋ホームトピアが、介護保険サービス事業に参入する。札幌市厚別区にある本社の1階で、福祉用具の貸し出しや販売、関連商品を展示するショールーム「らく介/RAKUKAI」を8月1日にオープン。介護サービスを通じて住宅改修のニーズを捉える。
同社は5月1日、札幌市による介護保険事業の指定を受けた。高齢化が進む一方で、住まいの在り方が変化していることから、在宅介護の課題にも対応できる住宅改修の体制を整えようと事業参入を決めた。
ショールームには介護の資格を有する専門スタッフを常駐。地域包括支援センターや居宅介護支援事務所のケアマネージャーと連携を図り、介護器具の選定や仕組みなどの相談に応じる。
オープンに先立ち13、14日に、本社で福祉業界関係者への認知浸透を目的とした見学会と住宅改修セミナーを開く。