北海道道路メンテナンス会議が発行する「北海道かけ橋カード」の第2弾で、道南からは原口大橋(松前)と七財橋(函館)が追加された。これで第1弾の上姫川橋(森)に続く3種類目。道内では31種類に上っている。原口大橋は道の駅北前船松前、七財橋は金森赤レンガ倉庫でそれぞれ配布している。
同会議は道路インフラの現状や老朽化対策の必要性に関して理解を深めてもらおうと橋の長寿イベントやパネル展、現場見学会などを実施。かけ橋カードもその一環で、道路管理者と国民・道路利用者の間を取り持ってくれる意味も込めている。
カードには橋名や写真、維持管理などの留意点や安全を保つために努めていることなどメンテナンス情報を紹介。昨年9月に第1弾で13種類を発行し、好評だったため1日から第2弾として18種類を新たに追加した。
道南からは228号原口大橋、市道末広1号線七財橋が誕生。ローゼアーチ橋の原口大橋は鉄鋼アーチに鋼管を道内初採用したことを記載。七財橋は上部・斜路部が石畳で、損傷箇所は順次張り替えて魅力的な風貌を維持していることなどを伝えている。