帯広空調衛生工事業協会は3日、帯広工高の生徒を対象にした現場見学会を開いた。40人が2016年度に増築した帯広空港ターミナルビルを見学し、施設内で機械設備の業者がどんな仕事をしたのか学んだ。
1997年度に帯広工高電子機械科に設備システムコースが新設されて以降、同協会は、これからの職業選択の参考にしてもらおうと、同科の1年生を招いて建設現場の見学会を開いている。
奥原宏副会長は「将来、就職を考えるときのために仕事の中身を理解していただきたい」と呼び掛けた。
ことしは帯広空港ターミナルビルを見学。機械設備と衛生設備を担当した業者のうち三洋興熱や王勝設備の工事担当者らが説明に当たった。2階のゲートラウンジでは施工時の写真を見せながら設置した給気ダクトを解説した。