札幌市が道路協力団体制度を導入 第1号は狸小路商店街

2018年10月24日 20時00分

 札幌市は、道路法に基づく道路協力団体制度を導入する。26日に指定団体の第1号として札幌狸小路商店街振興組合(島口義弘理事長)に指定証を交付する。国道では前例があるが、地方自治体による導入は全国3例目で、道内自治体としては初めて。

 道路清掃などボランティア活動に取り組む民間団体と連携し、道路管理を充実させ、地域性を反映した環境形成を促す制度。

 指定団体は、道路上で広告掲示やオープンカフェなどの収益活動ができるようになり、収益は道路管理や利便施設の設置など環境充実に役立てる。
 同組合は中央区の市道南2・3条仲通線、通称「狸小路」1―7丁目の840mで、3年間にわたり活動。同通は幅11mの歩行者専用道路で、アーケードもある。

 市建設局は制度を「地域活性化に結び付けてほしい」と期待している。


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