JR苗穂駅11月17日発車オーライ 新駅舎と自由通路

2018年10月29日 18時00分

 地域が長年の課題にしていた線路による南北分断を解消するJR苗穂駅の自由通路と移転・橋上化したJR北海道の新苗穂駅舎が、11月17日に開業を迎える。周辺では民間による再開発が動きだしていて、回遊性向上と活性化に期待が膨らんでいる。

 南北を延長130mの自由通路と橋上化した新駅舎で結んだ。

 2019年度には、北口と南口に駅前広場が完成し、北口と複合商業施設アリオ札幌間は空中歩廊で結ぶ計画。

周辺の活性化が期待されるJR苗穂駅

 南北の広場隣接地は高層マンションや商業施設、高齢者施設などを中心とした複合建築物の民間再開発が動きだす。

 開業に先立ち16日は、地域住民による通路の渡り初めなどのイベントや、市とJR北海道を交えた式典で開業を祝う。

 26日の定例記者会見で秋元克広市長は「苗穂地区は大きく変わる。創成川イーストと連携し、魅力向上を図る」と期待を込めた。

 整備に当たり市は自由通路に約34億円、駅前広場に約38億円を投じる。JR北海道の新駅舎は約52億円で、市が約45億円を負担した。


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