苫小牧市は28日、2020年度交付開始予定の苫小牧版図柄入りナンバープレート(ご当地ナンバー)のデザインを発表した。「ウトナイ湖とアイスホッケーの街とまこまい」を、アイスホッケー姿の市公式キャラクターとまチョップや樽前山などで表現している。
市は2017年12月に国土交通省に図柄入りナンバープレートの導入を申請。ことし5月に導入決定後、10月にデザインを公募。
選考委員会で全国から応募があった92点から3点に絞り、市民アンケートで苫小牧市在住の小田加奈子さんの作品=写真=が大賞に決まった。
ナンバープレートの導入は、以前から市民や事業者、特にトラック協会などから要望があった。
岩倉博文市長は「苫小牧には多くのトラックが登録されている。苫小牧ナンバーの車が本州各地を走ることになるので、苫小牧の知名度の向上につながれば」と期待している。
国交省の審査を経て図柄が決定した後、20年度中にも交付を開始する予定。(苫小牧)