女性が輝ける業界です 女性建設技術者と女子学生が座談会

2018年12月26日 12時00分

 「建設業界で活躍する女性技術者とこれから働く学生のための座談会」が21日、札幌市内の北海学園大で開かれた。工学系で学ぶ女子学生が現役で活躍する女性技術者の姿を知り、今後の進路や心配事、悩みなどを打ち明け、アドバイスをもらった。

 日本コンクリート工学会北海道支部若手会運営委員会、建設どさん娘(こ)の会、日本建築学会北海道支部の共催で、北海道建設業協会と北海道建築士会札幌支部が後援。室蘭工大と北海学園大で建築や土木などを学ぶ女子学生20人が参加した。

 座談会ではまず、女性技術者が仕事内容や一日の流れなどを紹介。子育てをしながらドーコン(札幌)に勤務する山本純江さんは、業界に入った理由について「高校の通学で公共交通機関を使っていて守っていきたいと思ったから」と述べ、産休や育休に関しては「ブランクができて、悔しいときもあった」と吐露。一方、道路造りに「子育ての視点が生かせる」と指摘し、「女性も輝ける業界」と強調した。

グループに分かれての座談会では素直な意見を出し合った

 萩原建設工業(帯広)の林真弓さんは「コンクリート養生を外して工作物が出てきた瞬間にやりがいを感じる」と笑顔で語り掛け、台風による災害対応を紹介しながら「施工したものが地図に載り、いざというときに活躍できる業界」との感想を披露した。

 大成建設(東京)の谷口悠美子さんも子育てしながらの仕事内容を伝え、「時間に追われて大変ですが、仕事が楽しいから続けられる」と強調。続けて「入りたい会社があったら積極的に自分をアピールして。目標は必ずかなう」と激励した。

 nest(札幌)代表でインテリアコーディネーターの新海直美さんは住宅のリノベーションやリフォームなどを紹介し、建築や土木だけでなく「こういう業界もあります。多くの女性が活躍しています」とアドバイス。アラシキ建築設計事務所(札幌)の鈴木彩恵さんもさまざまな作品を紹介した。

 この後、パネリストも学生たちのグループに入り、今後の希望や悩みなどについて語り合った。


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