石狩湾新港にバイオマス発電所 22年10月運転開始で計画

2019年01月04日 07時00分

 シンエネルギー開発(群馬県沼田市岩本町550の1、高橋伸也社長)と奥村組は、石狩湾新港で計画する定格出力約5万㌔㍗の木質バイオマス発電所に、2019年11月に着工する方針だ。22年10月の運転開始を目指す。発電した電力は、全量を北海道電力に売電する。

 石狩市内にある石狩湾新港工業団地内の敷地5万m²に、発電出力5万1500㌔㍗でバイオマス専焼の火力発電所を新設する。

 シンエネルギー開発が発電所運営のために設立した、特別目的会社の石狩新港新エネルギー発電合同会社が事業を進めた。その後、奥村組がシンエネルギー開発の出資持ち分を譲り受け、共同開発することにした。

 発電所の燃料は木質ペレットとPKS(アブラヤシ殻)を使用する予定。想定年間発電量は、一般家庭約12万1000世帯分に相当する約3・6億㌔㍗時を見込んでいる。

 事業は再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT)の認定を受けている。運転開始後20年間の調達(買い取り)価格は1㌔㍗時24円。


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