赤川―函館空港で橋梁など整備 20年開通の函館新外環道

2019年01月28日 07時00分

 函館開建は、2020年度の開通を目指す函館新外環状道路赤川IC―函館空港IC間の7・6㌔で、東山大橋(上り)や陣川橋(同)の上部、日吉IC付近の大規模な土工、舗装などを推進する。両橋は橋長100m超のため19年度から2カ年で施工する見通し。残事業費199億円のうち、工事費は150億円を見込んでいる。

 函館新外環状道路空港道路は、函館ICから函館空港ICへ至る延長10㌔の地域高規格道路。函館新道、函館江差自動車道と一体的に、交通の要衝を結ぶ。今月下旬の再評価で、トンネル工法見直しなどに伴い総事業費は639億円から709億円となった。

 15年3月に函館IC―赤川IC間の2・4㌔が供用開始し、現在は2年後の開通に向けて残る7・6㌔を推進中。土工や構造物の整備がメインだったが、今後は改良や橋梁工に加え、舗装や道路付帯施設などへシフトする。

 主な構造物を見ると、東山大橋上り(橋長190m、5径間連結PCコンポ)と陣川橋上り(128m、3径間連結PCコンポ)の上部、日吉IC橋(39m、鋼単純合成板桁)と上湯川橋(24m、ポステンPC単純コンポ)の上下部などの発注を残している。

 19年度以降に東山大橋上部と陣川橋上部、日吉IC橋上下部、上湯川橋上下部の発注をそれぞれ想定する。
 また、19年度から北海道型SMA(砕石マスチックアスファルト)を適用した舗装も本格化させ、通信管路や標識、照明なども整備し、供用に備える。

 再評価資料によると、残工事費は発注済みのトンネルに49億円、舗装に37億円、改良に25億円、付帯施設に20億円、橋梁に9億円など。土工111万m³や防護柵3万m、舗装表層16万m²、同基層34万m²といった内容を見込む。

 空港道路の開通で、道道函館上磯線(産業道路)の渋滞緩和による交通環境の改善、工業団地やウニ、花など農水産品の流通利便性向上、空港からのスムーズなアクセスなどが期待されている。


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