道路工業(本社・札幌)は19日、創立70周年記念事業の一環として作製したオリジナル絵本150冊を道に寄付した。
同社は、建設業の仕事や災害復旧の様子を子どもたちに分かりやすく伝える絵本を作製。道路の大切さを伝えるストーリーには自然災害からの復旧の過程やデフォルメした重機を使った道路施工の工程も紹介している。
この日は、中田隆博社長らが道庁本庁舎を訪れ、高橋はるみ知事に絵本を手渡した。
中田社長は「これまでも札幌市内の児童会館に毎年絵本を贈ってきた。こんなに喜んでくれるなら自分たちで絵本を作ってみようとなった」と経緯を説明した。高橋知事は「低学年のころから道路や建設業が重要だと思ってくれれば」と話し、将来の担い手づくりにつながるよう期待した。